2008年8月27日水曜日

設計図。

みなさんクラシック音楽は聴きますか?

僕は良く聴きます。まぁそうとは言え、決まった
作曲家しか聴きません。

ドビュッシー、ラヴェル、モーツァルト、ショパン

くらいです。

もちろん、サティ、バッハ、ブラームスも聴きますが、
好きなのはやはり上記の作曲家です。


クラシックがなぜ好きかというと、設計図通りだからです。
そしてその設計図を音楽から感じ取る事ができるからです。

みなさんもわかるかと思いますが、音楽はその場では
生まれません。

偉大な作曲家が考えに考え、書き直しは捨て、書き直しは捨てを
繰り返し、創り上げた時間のアート。それが音楽です。

クラシックは特に、その作曲家の思考の深さを感じます。
そして現代までその音楽が慕われ、愛され、演奏されてきた
歴史にとても感銘を受けるのです。

バイオリン、チェロ、ビオラ、フルート、ピッコロ、
コントラバス、ホルン、クラリネット、トランペット
トロンボーン、ティンパニ、等々。

様々な音色が重なり、時には休み、時には小さく、時には大きく、
それぞれのパートを鳴らします。

その全てを創り上げた、偉大な作曲家をとても尊敬しています。

現代はたくさんの音楽があり、いつでも聴けるようにもなりました。
しかし現代から偉大なクラシック作曲家が
生まれる事はもうないでしょう。

それは、現代は思考をする時間が少ないからです。

毎日、毎日、ピアノを鳴らし、音楽を創る時間を生み出す事は
現代は不可能だからです。

そして音楽を創る事で生活をして、自分が病気になるまで、
音楽をつくり続ける覚悟を持つほど、リスクを持つ意味もない。
そんな事をしなくてもお金を稼ぐ手段があるからです。

モーツァルトには音楽以外の手段は無かった。

だからあの若さで死んでしまった。


でも今、仕事には、思い切りリスクを持ち、思考をこらした
設計図を創り、実践し、成果を出す機会はある。

良い設計図を創れなければ、もちろん、淘汰される可能性はある。


いつか、偉大な事業家とよばれるような、事業の設計図を創りたいです。

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