2008年6月17日火曜日

逃げる事。物語。音楽理論。

ずーっと逃げていると、ずーっと追いかけてくる。

これはどんなことでもそうだと思います。

やりたくない仕事から、勉強から、人間関係から、

逃げ回れば回るほど、必ずたちはだかる。

今じゃなくても、それは自分の心の中に

歪みとして淀んで濁って必ずいつか芽を出す。

それと対峙して裸になったときに人は本当の

意味で強くなれる気がします。

自分も何度となく逃げた事もあったけど、

アーデントに入ると決めて、入ってからが勝負と覚悟して

すべての事象に立ち向かうことができるようになった気がします。

もちろんもともともっていたものもあると思うのですが。

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人はストーリを覚える、どんなすばらしいノウハウも知恵も知識も

そこにストーリがあることで体得していく。

人間力を学ぶのはもしかしたら、「七つの習慣」や「人を動かす」ではなくて、

星野道夫の「長い旅の途上」や沢木耕太郎の「深夜特急」の物語から

学んでいくのかもしれない。

人を愛することは映画、ニューシネマパラダイスで学んだ気もするし。

昔からなくならないエンターテイメント、物語が決してなくならないのは

そこに人は一番何かを学び取り、共感して体得していくからでは

ないだろうか?

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社長の渡邊さんに音楽理論の講義をしました。

講義をしたからすごいかではなくて、音楽理論の話をしている中で

音楽はビジネスともそっくりだと思ったのです。

和音を積み重ねること、近すぎる音が濁る不協和音。

行きたがるコード進行、時には無視する西洋理論。

良い音楽にはある程度の法則があること。

知らなければ、音楽つくり続ける事ができない事。

みーんなビジネスにあてはまるのです。

音楽を創るには横の流れ縦の流れ、どの音を使うか、

どの楽器をつかうか、どれくらい音を大きくするか、

無音にするか。

さまざまな要素を相対的に取り入れて、選択を積み重ねる。

それが音楽を創る事なのです。

これをビジネスに応用しようと今必死なのです。

まずは知識と思うところもあるのですが、ギターをひたすらかき鳴らす

中学時代を思い出すと、仕事も実践をしまっくって、自分の理論を

生み出すこと、それを過小評価も過大評価もせず、回りの声を

取り入れること。

これができれば、自分の仕事もこれから、立場が変わっていっても

うまくいくと思っています。

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