2008年10月14日火曜日

透き通る心。

僕は写真が好きです。

ハセッルブラッドやポラロイドのSX-70等も使って撮影したり、
写真の本を読んだりしてフィルムの事やカメラの事、露出の事を
一通り勉強しました。

勉強したらからなんだ。という人もいると思いますけど、
実はカメラは非常に面白くて勉強になります。
テクニカルな事はここでは書きませんが、
光の量やシャッタースピード、ピント、等々、本当に奥が深く、
切り取る瞬間は心がまっさらに透き通るのです。

友人と写真を撮りに行って、海辺で様々な話をした事があります。
本当に大切なものが何か話切って、何かを決断した気がします。




人は本当に変われない生き物なのでしょうか?

自分の生きて来た経験があまりに大切で貴重過ぎて、
もう他人の価値や考えがどうしても薄らいでしまうのでしょうか?


いつから他人に協力を仰いだりせず、他人の中と自分の中にしか
答えを見いだせなくなるのでしょうか?

共感する力はいつから無くなってしまうのでしょうか?

たかだか、20年、30年、40年生きた人間が、
自分はこうだからと、どうして他人の話を聴かない態度がとれるのでしょうか?

かくいう僕もいつか、他人の意見に耳を傾けず、一方的に
撥ね付けるようになるのでしょうか?

自信と自分の考えは同じではないのではないでしょうか?

自信とは不安と同居するがそれでも突き進む意思なのではないか?



久々に川内倫子さんの写真集をみて、透き通る心で思考を巡らせた一日でした。


僕もまだまだ自分を省みないといけません。

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