2008年11月4日火曜日

デジタル放送は本当に綺麗なの?TVの話2

昨日はデジタル放送の話をしました。
これに付随して近年とても売れている
薄型TVについて話たいと思います。

テーマは「デジタル放送は本当に綺麗なの?」です。

綺麗とはおそらく人が目で観たままをTVで
再現できる事だと思います。

そう綺麗とは今回はそのように定義します。


デジタル放送とは昨日お話した通り、そもそもデジタル信号が
空を飛んでいるわけではありません。

電波が空を飛んでいます。電波はデジタル信号ではありません。
電気の波です。そしてデジタル放送はアナログ放送とは違い、
とても高周波の電波を使います。

波の振動数が多いのでより多くの情報を乗せられるわけです。
そしてその信号をデジタルチューナーが解析をしてデジタル化して
TVに映し出すわけです。

このデジタル化というのがポイントで電波さえちゃんとキャッチ
できれば映像が必ず綺麗なのです。

簡単にいうと綺麗に映るか、全くうつらないかのどちらか。
デジタル放送を見て綺麗、汚いの差は放送自体(撮影しているカメラ)
が悪いか、自宅のTVの表現力がないかです。

アナログの時はアンテナの向きが悪いとか、雨が降るとゴーストが
入るとかコードの接触が悪いとかなんだか様々な原因がありましたが、
デジタル時はそんな事はなく映らないときは
何処かが壊れているわけです。

話はそれましたが、綺麗とはデジタル放送でいうと、HDとかハイビジョン
とかいう言葉で表現されます。

このHDとかハイビジョンとは何か?
これ実はほとんど同じ意味です。

(ただ世界的にはHD(high definition)という言葉が使われています。
 ハイビジョンは日本のみで使われてる言葉みたいです。)

何か?というとエンドユーザーから表現すると、自宅のTVで
水平1920×垂直1080ドットの207万画素で表現されている映像という事です。

言うの忘れていました、液晶TVもプラズマTVもドットで表現するTVです。

デジタルカメラと一緒のようなものです。
207万画素の動画ということです。

数字だけ見るともっと綺麗になりそうですね!!
この5倍の画素数のものが何十年後には市場の中心に
なるかと思いますが。。。まだ先の話だと思います。
すでに民間とNHKが手組んで研究中という話をどっかで
聴いた気もします。

そしてアナログ放送は画素で無理矢理表現すると、だいたい
640×480の30万画素くらいです。

てことは数字上だと7倍くらい綺麗なわけです。

ですが綺麗さは細かさだけではなく、色の階調の表現力
色の再現能力、光の相対的な表現(コントラスト)の良さでも
全然違うので、一概に細かければ綺麗とは言えません。
後は良く言われる残像感等です。

細かさは断然デジタル放送なのですが、一昔前までは、
TV自体の表現力が薄型TVはその他の点は全てブラウン管のTVに
負けていました。

でもそれも一年くらい前の話です。今はおそらくブラウン管TV
にも負けないくらい、細かさ以外の表現力もあると思います。

残像感やコントラストもかなり改善されているようです。
薄型TV本当に大型も安くなってます。
私は一年くらい前に購入してしまいましたが、アナログ放送
終了時には今より格段に良いTVが出ていると思います。

これでブルーレイ(1920×1080の画質)
の映画のレンタルがもっと普及すれば良いのですが。。。

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