芸術につていずーっと考えていた事があります。
音楽は時間の芸術。
写真は一瞬の芸術。
絵画は歴史の芸術。
これが自分なりに考えた芸術の定義(??)です。
解釈は色々あると思いますが。
音楽は時間が流れないと再生されない。
ただし、聴くだけじゃないんです。
頭の中でその音楽を再生する、記憶の芸術でもあるのです。
そう、人々の記憶の中でずっと生き続け、歌い続けられる。
演奏し続けられる芸術。クラシックは特にそうですよね。
モーツァルト、ドビュッシー、サティ、ショパン、ラヴェル。
まだまだ私も聴きたいクラシックがたくさんあります。
写真はその一瞬を切り取り、知らない世界、風景、
を知ることのできる芸術ですよね。
たまに写真の展示会に行ったりしていたのですが、
星野道夫さんの写真と蜷川実花さん、川内倫子さんの写真は
そこに立ってみているだけで、感動しました。
星野道夫さんの写真を展示会で大きな写真をみたとき
その写真の前から動く事ができませんでした。
アラスカの動物の白い息使い、極限の寒さ、太陽の大きさ、
暖かさ、小さな花の力強さ。
行ったことのない自分にも、その世界を見せてくれました。
絵画は歴史の芸術です。作者が膨大な時間、思考をこらし
創り、蔑まされ、慕われ、愛され、現代まで受け継がれてきました。
その歴史に感動します。
この現代まで残ってきたことに。
金銭ではない。何かに、突き動かされ創り続ける事を
やめなかった芸術家たちを心から尊敬します。
0 コメント:
コメントを投稿