2008年7月8日火曜日

応募者と面接者。

最近、たくさんの方の採用面接をさせて頂いています。
実は考えさせられる事が本当に多いのです。

もちろん応募者はアーデントに入りたい!!もしくは
会社自体の考え方や業種に社長に魅力を感じて
応募して頂いたのだと思います。
ご応募頂いた方、本当にありがとうございました。

ご応募頂いた方がどうとかという話ではありません。

アーデントの面接の心構えはこれでいいのか?
ということなのです。

通常の採用面接は応募者と面接者という形だと思います。
最近は忘れてしまっていたのですが、この構図に
なんだか違和感を感じていました。

その違和感とは関係的に面接者が上で応募者が下という
事なのです。

面接する側が何もかも知っていて、あなたがこの会社に
ふさわしいか、この会社で何ができるのか?
一体どんが能力があるのか?
と応募者を試すもしくは計る面接になっていたのです。

でも面接の本質はお互いを“知る”ということでは
ないだろうか?
応募して頂いた方に最大の敬意を払い、来社頂いた事、
アーデントに興味をもって応募して頂いた事に感謝をして
話をするべきではないだろうか。

この人と共に働きたいか、この会社で働きたいか。

これをお互いに話あい、知っていくこと。
これが面接ではないのだろうか?

いくら鋭い質問をしても、その人の能力は計れない。
会社に入ってからどれだけ仕事ができるのかを予測する事
はできるかもしれないが、実際はただの予測にしかすぎない。

人が能力を本当に発揮していくのは、究極の目的の為のみだと思う。
その時人は他人が予想しえないスピードで必ず成長していく。

それは、人生で最愛なる人のため、家族や親のため、
期待をしていてくれてる良き先輩のため、会社のため、
社員のため、そして最後に自分のため。

お金、待遇、環境、時間、の“せい”にしていたらいつまでたっても
成長はしない。

面接をする時に阿部は抽象的な質問をします。

幸せとは?
お金とは?
人生で一番大切にしているものや思いは?

等です。

その究極の質問に対して、誰かの為に何かをして
いる事や人を大切にしている事、人生の伴侶を
心から思っている事。

そのような答えを言ってくれる人は思った以上に少ない。

堂々と誰かや何かに対しての愛を話してくれる人と
阿部は働きたいと思っています。

実は女性の方のほうがはっきり言ってくれるんです。

う〜ん。男は駄目になったのか?笑

自分の為だけに頑張る時はそれだけの成長しかしません。

そして必ず何かの“せい”にしない事が大事だと思います。

一つだけしていいのは自分の“せい”。
但しあまり自分を追いつめない事も大事です。

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